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乗りかかった船、乗組員募集

楽しそうなノリだったので追従してみました。
もちろんこれはフィクションであり、実在のあれこれとは関係ありませんし、実在の私には文才や読解力はありません。

◆◇◆◇◆◇◆

季節は冬になり、学校で進路希望調査のプリントが配られた日の放課後。

やっぱり空太はあの思い出の丘にいた。あの肝試しの日から、私は空太がこの丘に来ているのを何度か見たことがあった。

「なあ、進路希望何にした?私はさー、特に夢もないし大学進学にしといたよ」
「……俺はさ、宇宙飛行士になろうと思うんだ。それでカスミの夢だった月に行きたいんだ」
「へえ、…でも宇宙飛行士ってお前みたいな健康だけが取り柄のバカにはなれねーよ?」
「ああ、だからこれから頑張るんだよ。カスミの分まで」
空の向こう、遥か遠くを見てそう言った空太の目はキラキラとしていた。そんな空太のカスミしか見ていない瞳や心が羨ましくて悔しくて、気づけば私の声は震えていた。
「…どうして私のことを見てくれないのよ。いつまでもカスミのこと引きずって。カスミもそんなあんたのことが見てられなくって別れを告げたんじゃないの?月に行ってもカスミはいないの!カスミは死んじゃったのよ!!」
ボロボロこぼれ落ちる涙を見られるのが辛くて私は走り出していた。

「おいっ!!」
空太の声に私は振り返ることができなかった。

つづく?
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コメント

[C253] No title

山のおじさんの二回目の投稿がまさかこんなことになろうとはw
( ゚Д゚)ヨソウガイデス…
  • 2014-08-12 19:27
  • 犬のおじさん
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[C254] わろた

俺が知ってる山口くんじゃないwww
  • 2014-08-12 22:51
  • 通りすがりのエボラウィルス
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[C260]

「男子、三日会わざれば刮目して見よ」って感じですね。惜しむらくは、その変化が進化でなく退化であるという点だけですが。
  • 2014-08-13 01:09
  • Y口
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[C261] 乗組員2号

やっぱり人が違うと物語の方針も違うわなぁ。
船頭多くして船山に登るって感じやな(・ω<)
  • 2014-08-14 01:05
  • ぬるし
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