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farewell

こんばんはー。 なかやんです。

いきなりですが、最近私は鬱っぽいようで、
\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ!という風に
精神の正常値が低くなっているように感じられます。。


というわけで、勝手ながら、このゆたんボンベの場をお借りして、
気分を回復できたらと思います。

というわけで、久しぶりに短編書こうかなと思います。

といっても、なんだかんだで、いつも精神が不安定な時にコレ書かせていただいているのですが(._.)

なお、これはフィクションで実在の団体名、人物の名前とは一切関係なく、
あと文才はないでしょうからあしからず。。

また今回の形式は、先日の藤原先輩の絵本のような形となっていますので、ご了承ください。


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ある一羽のツバメが、地球という青い星の中に住んでいました。

そのツバメは、他のツバメたちと群れをなし、地球の北から南までいろんなところを飛んでいました。
その中でツバメたちは、はしゃいだり、おいかけっこをしたり、一緒に歌を歌ったりしました。
ツバメたちにとって、それはそれは楽しい日々でした。








12月のある日、先ほどのツバメは、南の国の自分の家に帰りました。
ふと家を見ると、ツバメはそこに手紙が置いてあることに気付きました。
「手紙を見ても読めないなあ・・・」と内心思いつつ、手紙を開けました。
その時、頭上から光る物体が降りてきたのです。

上を見ると、なんとそれはスターでした。
きれいなヒトデ型をしていて、とてもまぶしく光っていました。

ツバメの横に来ると、そのまま浮遊し、特に何も起こるわけではないようでした。
ですが、ひとつだけ不思議なことがありました。
なんと手紙の文字が読めるようになっていたのです。

「二か月間任務を与える。これを読んでいるそなたは、宇宙郵便局の局員に選ばれた者である。
宇宙のあらゆる情報を、手紙とそのスターを通して、依頼者に提供するのが我々の仕事である。
我々の本部は、土星の衛星エンケラドゥスに在る。また、そのスターは移動の役割を果たし、
生体や言葉を、その場その場の環境に順応させる能力を有する。
スターに乗ったときからそなたの仕事の始まりである。」

ツバメは、なんだこれは、と思いつつも、好奇心をそそられていました。
行く決心をして、スターに乗ると、スターはさらにまぶしく発光し、
ツバメは思わず目を閉じましたが、おそるおそる、まぶたを開いてみると、

そこは、宇宙でした。
スターは、ツバメは、光の速さで、ものすごいスピードで宇宙を駆け抜けているのです。
流れ星になったようだ、とツバメは感じていました。
周りに見える星々も、さまざまな色を発し、ツバメは未知の世界を堪能していました。
不安な気持ちもありましたが、それよりこの新鮮さと、好奇心の方がツバメの中では強かったのでありました。


旅が終わり、エンケラドゥスに着きました。
そこには、見たこともないさまざまな生物がいました。
宇宙郵便局の建物内に入ると、人事考課らしき生物に呼ばれ、
一通り、面接をしたのち、早速仕事が始まりました。

ツバメは、はじめは分からないことばかりでしたが、だんだん仕事で使う用語は理解していきました。
ツバメの周りには、火星から来たタコっぽい、オス口調の生物と、
木星から来た蚊みたいにちっちゃいけどめっちゃしゃべる、メス口調の生物がいて、共に働いていました。
ツバメは、彼らのことで詳しいことは知りませんでしたが、仕事では、彼らと意見交換はできてきました。
スターも使っていくうちに、少し黒っぽい汚れもついてきました。
そして、そうこうしているうちに、二か月がたったのです。


二か月の最後に、送別会という名の宴会があるようでした。
ツバメは参加するか迷いましたが、せっかくなので参加することにしました。
宴会では、やはり見たこともない、いろんな生物がいました。その中に、ツバメの仕事仲間のタコと蚊を見つけました。
どうやら、そのタコと蚊は、他の星人たちと親しげに話しているようでした。
そのまま宴会がはじまって、いろんな星人たちが互いに話をし始めました。
「ねえねえ、わたしこの前タイタンで働いてたんだけどー」
「ああー、有機化学合成起きてて、大気いいよなーあそこ」
ツバメは、話に入れぬまま、じっとしていると、蚊から話をふられました。

「ツバメさーん、地球からきたんだって?海があるとこでしょ?」
「そうですね。」
「あーー、なんか地球って文明とか難しいよね」
「いや、まあそんなことない気がしますけど・・・」
「あー!タコス!そういえばさあ、この前木星の衛星で一個吹っ飛んだやつあるんよー」
「おう!それ火星から観察したわ!」
「・・・・」
ツバメは、口を閉じた直後、自分と彼らは、別の生物なんだと悟りました。

言語は合ってる。仕事の話も分かる。だが、この場だけは、自分にとって訳のわからない、
ジャーゴンが飛び交っていると、ツバメは感じ始めました。
地球とは質もスケールも違う。
場所が違えば、やっぱり生きてる世界も違うのだと。
彼らの表面だけ見てきた自分は、イメージとして彼らを理解した。
そのイメージが、この、今の、この場の彼らとここまで違うとは。
この場をどんなふうに受け入れて、どのようにレスポンスすればいいかわからない・・・・

時は過ぎ、宴会は終わり、建物から出て、解散となりました。
その時、ツバメは、自分のスターが、グレーになっていることに気付きました。
前と比べると、かなり黒めに染まっていたので、ツバメは驚いて、スターが他の星人に見られないように隠そうとしました。
ですが、他の星人たちはそれを見ていたようで、といっても何も指摘するわけでもなく、
軽い笑みをこぼして、「それではー」「じゃーねー」とツバメに別れを言いました。

ツバメは、最後に、彼らの目や表情を見て、彼らと別れの挨拶をして、見限られたと思いました。
その感情が、ツバメの心の奥まで流れ込み、もう消えない痛みと変わりました。

もう一度、スターをみると、それはもう真っ黒に近いよごれたものに変わり果てていました。


フラフラになりながら、ツバメはスターに乗り込み、ギリギリ残っている薄黒いひかりを発しながら、宇宙へ飛び出しました。
まわりの景色は星々が細くたなびいているようで、ぼんやりと後ろに流れていきます。
目の前の太陽も、灰色の丸にしか見えず、ツバメは、意識が朦朧としていました。
スターはまっ黒に染まり、さらには自分自身も闇に紛れて消えてしまうのではないかとツバメは思いました。
ですが、その時、走馬灯のように、他のツバメたちといた記憶がとんできたのです。
映像はぼんやりとしながらも、あっ何か聞こえてきます。これは。

歌声。あの歌声。オレの友である二羽のツバメと歌ったあの歌声だ・・・

ツバメは、あの仕事は忘れてしまってもいい、この歌声だけは忘れない、と誓いました。
それから、この歌の中に包まれて、ツバメは眠りました。








目が覚めた朝、ツバメは自分の家にいました。
ツバメは、何か夢にうなされていたんだと思いつつ、だけど何か求めていたものがあったはずだと、
そういう気がしてならなかったのでした。
家の中は黒い炭でよごれていましたが、ツバメは気にせず、
むしろ、外の風が、昨日に比べて異常に冷たくなっていることに驚いていました。
まわりの木の茂りが少なく、波の音が大きい。

仲間のツバメたちがいない。


取り残されたんだろうか、一日で?いや、そんなことは・・
ツバメは、ぼんやりながらも夢を思い出していた。

そして、聞こえてきたのだ。

あの歌声が。

どこか、暗いところで、あの歌声を聴いたのだ。
目覚めた朝には消えていたのに。
今思い出したんだ。

そうだ。忘れないって誓ったんだったね。それだけは覚えている。今も。

すると、ツバメは、すぐに北の方へと飛び立ちました。

空高く飛ぶ。まっすぐに。

あの二羽のツバメが、残した跡をたどって。

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いかがでしたが。
けっこう苦い作品となってしまいました。
まあ、70パーセントが私の現実を比喩化したもので、
30パーセントがfarewell songっていう歌からきてますからね。

私の作品は嫌いでも、farewell song はぜひ一度きいてみてくださいね!神曲なので!!

「朝には消えたあの歌声を いつまでもきいてた
僕らが残したあの足跡を  いつまでも追ってた」  ってとこ今回そのまんまでした。

以上、みなさま、お疲れ様でした。 それでは、おやすみなさいzzz
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コメント

[C296]

Farewell songは僕も大好きで、鳥の詩よりも頻繁に聴いてた時期もありました(  ̄ー ̄)ノ
  • 2015-01-19 09:10
  • ふう
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  • 編集

[C297]

い、いつの間にか作品のモチーフにされていたΣ(゚д゚lll)

他の皆様もですが、落ち込んだ時とか凹んだ時は溜め込まずに発散してください。ここでもどこでも良いので(・_・;
  • 2015-01-19 16:04
  • わたるちゃん
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  • 編集

[C298] No title

皆様、このような場で、
私が気分を害されるような
書き込みをしてしまっていたのならば、
てか多分そのはずなので、
改めてお詫び申し上げ致します。

できれば、残していただけるとありがたいです。

あと、将棋部は新入生大歓迎ですよ☆!(←これだけは打っとかないと!
  • 2015-01-19 17:12
  • なかやん
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  • 編集

[C299]

どこが現実要素なのか分からない私は相当病んでいるのだろうなぁ(´・_・`)

市大将棋部はとても個性豊かな人たちが揃っています←
受験生頑張って(^-^)/
  • 2015-01-19 18:48
  • ぬるし
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[C300] No title

相変わらず恥ずかしくて読めない(笑)
比喩要素が強いという言葉に惹かれて全部読んだけどね(笑)

受験生の皆さん、これが来期の市大の主将ですよ。
見ての通りぬるしさんのコメントにある通り個性豊かです。
楽しい部活なのでぜひ入れるよう頑張ってくださいねー。
  • 2015-01-19 19:03
  • 犬のおじさん
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